とあるweb屋の仕事術

10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

【錯覚資産】webデザイナーは初校が大事で最重要。成果物の第一印象がその後の制作フローすべてに影響することを意識しよう

デザインの初校で信頼度が決まり、信頼度が仕事の進めやすさに影響するという以下の良ツイート。 

 最初に信頼を得ると仕事がしやすく、信頼が少ないところからのスタートはやりづらいというのは、web製作の現場では本当によくあることで、このツイートは3000回いいねしたいくらい共感しました。
デザイナーとしての心構えとして絶対に意識しておきたいところです。

 

 

初校がすべて。第一印象でその後の制作工程のやりやすさが決まる。

初校の第一印象でその後の制作工程のやりやすさが決まるのは間違いありません。
成果物の第一印象がいいと「この人には任せて大丈夫だな」という安心感から自分に裁量をゆだねてくれるからです。自分でコントロールできる領域が多いとパフォーマンスもあがります。

 

逆に「このクオリティはまずいな」と相手に感じさせた場合や第一印象が悪かった場合はその後の全てに悪影響を及ぼします。ことあるごとに細かいチェックや指示が入ったり、コミュニケーションコストが増えてお互いに疲弊する案件になりかねません。
プロジェクトのデザインの成功はこの初校にかかっているといってもっても過言ではありません。 

 

 

印象ですべて決まる。一度決まった評価が変わることは、ほぼない

これは対クライアントとしてもそうですが、社内でもそうです。

 

 

上記のツイートはデザインの話ではありませんが、「印象ですべてが決まる」という話です。一度相手に「そう」思われたなら、その評価や印象を払拭するのはなかなかむずかしい。一度貼られたレッテルはなかなか剥がせない。印象を変えることはむずかしく、変わることもおそらくほぼない、といっていいでしょう。
これは「錯覚資産」と呼ばれるものです。

 

 

錯覚資産とは

 「この財布は、GUCCIだから、いい革を使ってるし、デザインもいいし、長く持つだろう」だったり、「年商2億円の人が言ってるんだから、本当なんだろう」と思ってしまうようなものです。

受け取る側が認識しているかしていないかは別にして、錯覚資産とは、一つが優れているのだから、ほかも優れているんだろうと勝手に能力を底上げされてしまう資産のこと

(引用元:https://note.mu/takashi0zo/n/n01ceed92b842

 

ということです。これは逆もしかりで、ひとつだめならほかもだめだろう、と悪いレッテルを貼られるということにも通じています。
詳細は下記の記事が参考になります。

note.mu

www.furomuda.com


 

デザイン途中のものを他人に見せないほうがいい理由

錯覚資産を踏まえて考えると、相手にいい印象をもたせるには、ある程度のクオリティが必要だと考えます。なので僕はデザインを途中のものや、中途半端な状態のもの、クオリティに納得していないものを他人には見せないようにしています。

 

以前「制作途中のデザイン見せる派?見せない派?」でも書いたのですが、見せないほうがいい理由がこの「第一印象ですべてが決まる」風潮があるからです。

 

第一印象が悪かったのであれば、その後、なにかにつけて任せてもらえず相手が意見や口をだしてくるので、相手のペースで仕事をすることになります。

 

仕事をする上で、相手の裁量で進む物事が多くなり、自分でコントロールできない領域が増えると、本来発揮できるパフォーマンスも揮するのが難しくなるので、見せないほうが得策、というわけです。
このあたり、うまく言及されている良記事を紹介しときます。

 

細部のこだわりをみせるのは80点を作ってから

そこで自分がした工夫は「これでいい/最低限出せる」アウトプットを作ってから「これがいい」まで持っていけるようにしている事が多いです。

(引用元:「これがいい」を作るために「これでいい」は最速を目指す|さとう | マーケティング×編集|note 

 

自分の中で100点を取ってからフィードバックをもらう

ある人が、後輩をレビューする際に「このデザインって自分の中で100点ってこと大丈夫?」と聞くと言っていた。私はまだフィードバックを受ける側だが、いつまでも誰かのフィードバックありきで作業を進めると、どこかで他人任せな気持ちが生まれてしまってよくないと思った。

(引用元:入社2年目で身につけたwebデザインの5つの習慣 | ベイジの日報

  

 

デザイン途中のものを他人に見せるなら抽象的な段階で見せる

デザインとしての体をなす前段階、まだ全然仕上がっていない状態で、デザインの方向性やテイストが間違っていないかなどの確認程度であればよいとおもいます。

途中のものを相手に見せるなら抽象的な状態がベターです。

 

具体度が増せば増すほど注意が必要で、途中の具体的なものを見せてしまうと相手が

その成果物がある程度完成形だと誤認して、低クオリティなものとして印象づけてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

 

こういう場合、口頭でこれはまだ途中だとといっても無駄です。人間が目に見えるものがすべてなので、ただただ勘違いさせてしまうだけでおすすめしません。 

 

  

まとめ

デザインは初校の第一印象が大事。信頼に即決する。

印象がよいとその後の制作過程すべてがラクに進められる。

一度はられた悪いレッテルは払拭しにくいので悪い印象をもたれないように注意しよう。