とあるweb屋の仕事術

とあるweb屋の仕事術

10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

企画・プレゼン力・提案力を養う。別の視点でみる『誰も教えてくれなかった「余白」デザインがわかる本。けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本』

企画・プレゼン力・提案力を養う。別の視点でみる『誰も教えてくれなかった「余白」デザインがわかる本。けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本』

今回は、デザインは「余白」が9割

というキャッチの書籍、

けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本

を別の視点で見ると、

企画、プレゼン力、提案の勉強になり

いい訓練になる、というお話です。

 

 

 

書籍の内容紹介

この書籍は、

お題となるデザイン例を取りあげて、

そのデザインの問題点の洗い出し(NGパターン)と

修正方法とその目的(OKパターン)が

比較され見開きで掲載されており、

各デザインのポイントについて解説されている良書です。

 

NGとOKパターンが見開きで解説されている

NGとOKパターンが見開きで解説されている

(画像:MdN Design Interactive より)

 

OKパターンは数種類紹介されており、

デザインパターンやレイアウトの

アイデア、発想の引き出しにも

なりそうな書籍でした。

 

どうしたら洗練されたデザインに

仕上がるのかが、ロジックで説明

されており、デザイン設計する上で

参考になる視点が散りばめられています。

 

書籍の詳細は、

MDNさんがわかりやすいので、

下記を見ていただければというかんじなのだけど、

この書籍を読んで感じたことがあるので、

今回はその話をすこし。

www.mdn.co.jp

 

 

NGパタンとOKパタンを解説する書籍を見るときは視点を変えてみよう

この書籍のようにNGパタンとOKパタンを

展開して解説するデザイン書籍はよくあります。

類似本の「ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本

もそうだし「やってはいけないデザイン」も同様の構成です。

 

 

こういった書籍は

ただデザインのよしあしの例を

見るのに加えて、少し視点を変えて

読んでみることをおすすめします。

その視点とは以下の2つです。

 

  • NGパタンのほうがいいのでは?
  • NGパタンでデザインを通すには?

 

この視点をもっておくとWeb製作の

現場で役に立ちます。

解説していきます。

 

 

 

NGパタンのほうがいいのでは?

ダメ出しされたデザインの

NGパタンのほうがいいのではないか

という視点をもつことは、

デザインを多方面から考える

いうことになるからです。

 

というのも、デザインは

背景や経緯、状況によって最適解が

変わるからです。

NGパタンのほうがいい状況というのも

ありえるよな、という視点で見ることで

Web製作の現場で起こりうるさまざまな

状況の変化に対応するときのイメージト

レーニングになります。

 

 

 

NGパタンでデザインを通すには?

自分がクライアントにデザインの

プレゼンをするときNGパタンで発注を

もらうにはどういう説明をすればいいか、

どのように説得力をもたせられるか、

という視点です。

 

この視点で考えることで

企画推進力、プレゼン力、提案力を

養うことができると思っています。

デザインの企画をとおす、

というシーンを想定して読むと、

いい訓練になると思います。

  

Web制作のフローでは、

「誰だよテメーは いきなり現れて好き勝手言ってんじゃねーぞ」

ということがまま、起こります。

素人のおっさんが

あーだこーだとデザインに

指摘や意見をしてくる。

 

これはデザインは誰でも

口がだせてしまう、ということで

デザイナはこういった場面に

直面してつらみを

感じることも多いと思います。

 

 

例として

デザイナーからプログラマーになって生きやすくなった話

にあるすごくいい表現を一部引用します。

 

 システムやプログラムは、

エンジニアやプログラマーが

専門的職種で、

一般の人よりも知見があり、

素人にはよくわからない。

なので構図としては下記の力関係になり、

 

専門家の意見 > 一般人の意見

 

「エンジニアやプログラマーが言うなら」

というので納得される。

 

 

これに対しデザインは

感覚や好み、印象という「個人の主観」で

ものを言いやすい領域であるため、

一般人でもプロに意見できてしまい、

その一般人がクライアントなので、

素人の意見にOKがもらえるように

作業をしなくてはいけない、

という構図になっています。

 

デザイナ(専門化)の意見 < 一般人の意見

 

デザインの現場では

一般人の意見や感想に左右されやすい、

ということですね。

これほんとつらみ、ですよね。

デザインあるあるだと思います。

 

どんなにロジックで論理立ててデザインの

説明や説得をしても、最後は担当者や、

決裁権のあるクライアント上層部に好みや

感想、鶴の一声でデザインがひっくり返る、

なんてこともあります。

 

受託でのクライアントワークでは

時間も予算も有限です。

いつまでもデザインの修正やクオリティアップ

をすることはできません。

クライアントの好みや感覚で振り回されてる

時間やお金はありません。

 

デザインに説得力をもたせて、

いかにクライアントに納得してもらえるか、

説得するかというのは重要なスキルに

なってくるわけです。

 

NG例でデザインを通すためには、

という視点で考えることで、思考の

トレーニングになるというかんじです。

 

 

 

まとめ

NGパタンとOKパタンを展開して解説する

デザイン書籍では別の視点でも読むと、

企画、プレゼン力、提案力が養われて、

Web製作の現場で起こるさまざまな状況のとき

のためのいい訓練になる。