とあるweb屋の仕事術

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10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

メインビジュアルにスライドショー、カルーセルUIを採用しても意味ない問題

メインビジュアルにスライドショー、カルーセルUIを採用しても意味ない問題

トップページの最上部、

ファーストビューによくある

カルーセルUI、スライドショーのあれ。

 

メインビジュアルとか

キービジュアルとか

ヒーローヘッダとか

いろいろ呼び名はありますが、

とにかくスライドして大きな

イメージが流れるあれ。

 

すっかり定番のUIですが、

どうでしょう。みなさん

いちユーザとして

じっくり見ることあるでしょうか。

興味のあるコンテンツや

サービスの場合は見るでしょうか。

 

デザイナのみなさんは正直、

効果があるかどうかは

気にしたことないんじゃないでしょうか。

クライアントの要望や、

訴求はスライドショーで、

みたいな思考停止で

採用している風潮ありませんかね。

 

カルーセルでのスライドショーは

 

いくつもの訴求画像を

1枚の画像分のエリアで

次々と表示できるので

クライアントの

「あれもこれもだしたい、訴求したい」

というニーズに応えるには

うってつけのUIです。

訴求エリアとしての

レイアウト、配置、スペースの

有効活用としては優れたUIです。

 

クライアントは基本なんでもだしたい、

全部表示させたい見せたい病なので、

クライアントの運用にもマッチしています。

 

でもスライドショーにしないほうが

露出あがっていいはずです。

 

カルーセルUIでスライドショーを

採用するメリットをまとめると、

運用側や制作側のメリットが多い。

 

カルーセルUIでスライドショーを採用するメリット

  • スペースを有効活用して訴求できる
  • 訴求したいものが多いというクライアントの要望を吸収しやすいUI
  • サイトの縦スクロールを少なくできる
  • コンテンツをひとまとめにできる

 

それではここからは、

採用すべきではない理由をあげていきます。

 

カルーセルUIでスライドショーを採用すべきではない理由

  • コンバージョンやクリック率が低い
  • 1つ目のスライドしかクリックされないという統計
  • ユーザが無視する傾向が強い。広告バナーに似た感覚。
  • 無駄なアニメーションでサイトが重くなる

 だいたいこんなかんじですが、

とりあえずこちらのサイトをご覧ください。

shouldiuseacarousel.com

イライラしますよね。

まさにこれがすべてを代弁してくれています。

一部、スクショで抜粋。

クリックしたのは、1%。 そのうち、89%は1枚目。 HOMEページ上にある一番重要な情報なのに、1%だけ。

 

クリックすべきはHOMEページで最も大きなアイテムだった - それはカルーセルの1枚目。 にもかかわらず、ユーザーはタスクに失敗してしまった」

「我々はカルーセルを何度もテストした結果、 HOMEページでコンテンツを提供するには適さない手段だ ということが分かった。」

「これまでに私が実施してきたテスティングのほとんどが、 ユーザーはカルーセルで提供されるコンテンツを見逃している という結果を示している。 クリックする人はほとんどいない。」

「カルーセルは、マーケティング担当や経営陣に 『あなたがアピールしたい情報をHOMEページに出しているよ』 と言えるという意味では効果的だ。 ユーザーがHOMEページで無視してもいいコンテンツなら カルーセルを使おう。 そうでなければ、使うべきではない。 絶対に。」

「カルーセルは、 マークアップやハックではきちんと対処できない、 キーボード操作ユーザーや スクリーンリーダーのユーザーにとっての アクセシビリティの問題を引き起こす。 カルーセルは、今の時代の <blink> タグみたいなものだ。」

 

大正論、

火の玉ストレートで

ぐうの音もでませんね。

 

採用する理由がほとんどありません。。。

 

とはいえすべてのWebサイトに当てはまる

事象ではないので、効果がでる場合も

あるでしょう。

 

思考停止でスライドショー、カルーセルUIを

採用するのはやめて、

しっかりと提案できるWeb屋になりましょう。

 

カルーセルUIについての参考になるサイトを

貼っておきます。

 

parashuto.com

uxmilk.jp

 

martechlab.gaprise.jp

homepage-abc.com

 

w3g.jp