とあるweb屋の仕事術

とあるweb屋の仕事術

10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

ヒアリング能力は質問力。質問力、大事。ディレクションやコミュケーションでの質問力の重要性。

ヒアリング能力は質問力。質問力、大事。ディレクションやコミュケーションでの質問力の重要性。

質問力、だいじ。

 

web業界では「質問力」が

とても重要なスキルです。

さまざまな場面で必要になるからです。

この業界の門戸をたたくときから必要です。

  • 就職・転職時の面接での質問タイム
  • 組織・チーム内での同僚、先輩や上司とのコミュニケーション
  • クライアントとの要件定義、ヒアリング、折衝

などなど。

質問力はある種、センスが問われます。

質問する上で、留意したい点は以下の4点。

 

  1. 欲しい回答を確実にもらう質問の仕方
  2. ある一方の情報にかたよらないように。誘導尋問しない。
  3. 回答範囲を限定するクローズドクエッション
  4. 回答範囲を限定しないオープンクエッション

 

それぞれ解説していきます。

 

1.欲しい回答を確実にもらう質問の仕方

相手に迷う要素や考える要素を与えないようにします。

「相手に迷う要素や考える要素」というのは、

このひとは何が知りたいのだろう、何が聞きたいのだろうと

思わせないということです。

 

「自分が教えてほしいことはほげほげの件です」という

ように相手に確実に質問の意図が伝わるようにしましょう。

下記はメールの例ですが、参考になります。

 

 

自分が聞きたいことはこれです、

というのを質問文に加えて書くとよいです。

 

2.ある一方の情報にかたよらないように。誘導尋問しない。

質問するときに、

相手に自分の知っている情報を

小出しにするひとがいます。

これでは相手の回答を100%の内容で

引き出すことができない可能性があります。

質問者から出した情報がノイズに

なることがあるからです。

 

たとえば、最寄りのコンビニまでの

道のりを相手に質問するとしましょう。

 

だめな例

「この道を右に曲がって、道なりに進んで突き当りを左にいけばコンビニにつきますよね?」

 

いい例

「コンビニまでの最短のルートを教えてください」

 

だめな例では「相手の回答範囲」を狭めています。

また質問者が自分でルートを言ってしまっていることで

回答を誘導しています。誘導尋問になっています。

 

実はもっと近道があっても

回答者によっては

「そうです」で終わる可能性があります。

回答者が自発的に「もっと近道がありますよ」と

親切に教えてくれる保証はありません。

 

web製作業はいろいろな人間と関わります。

同僚、先輩、上司、部下、クライアント...

いろんな人間がいます。

面倒くさがりなひともいます。

日本語の読解力がないひともいます。

テキトーなひともいます。

 

だめな例でもコンビニいけるので問題ないと

思うかもしれませんが、最短距離で回答に

いきつかないのは悪手です。

効率が悪く工数が肥大化してプロジェクトが

炎上することもあります。

 

3.回答範囲を限定するクローズドクエッション

先の誘導尋問にも少し内容が重複しますが

クローズドクエッションとは質問の手法のひとつです。

相手の回答をYESかNOかというように限定する手法。

そのほか、相手に選択肢を提示してこのうちのどれですか、

という質問の仕方もこのクローズドクエッションです。

 

これは確実に相手に選択してもらうかたちになるので

回答される内容がある程度予想できる場合や、

決まっている場合に有効です。

 

例「あなたの住まいは日本と海外、どちらですか?」

 

この質問の仕方だと回答は日本か海外しかありません。

 

4.回答範囲を限定しないオープンクエッション

こちらは逆に回答を相手に丸投げするパタンの質問手法です。

 

例「あなたはどこにお住まいですか?」

 

この質問の仕方だと、

相手は都道府県を言うかもしれないし、

市区町村を言うかもしれないし、

住所の枝番まで言うかもしれません。

 

相手に回答の内容を委ねています。

 

と、ここまで紹介した

質問で留意したいこの4点を

踏まえて自分の知りたい情報を

引き出しましょう。

 

web製作で重要なのは、

ヒアリング能力であり、

コミュニケーション能力です。

それはすなわち質問力です。

 

質問力、だいじ。