とあるweb屋の仕事術

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10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

空港サイトのリニューアル提案のときに考えたこと。言語が違っても認識できるピクトグラムの話

空港サイトのリニューアル提案のときに考えたこと。言語が違っても認識できるピクトグラムの話

受託で某空港のwebサイトの保守業務を

やっていたことがあり、デザインの

フルリニューアルの話があがった際に

提案をだしたことがあります。

そのときに考えていたことや提案した内容の一部、

当時デザイナチームで話していたこと。

 

空港のWebサイトなので当然、

多言語のwebサイトになります。

言語切り替えの機能はあるけれど、

言語にかかわらず、

情報を認識できるサイトがいいよね

という話をしていました。

 

当時デザインの主軸としての提案したのは、

ピクトグラムを多用したwebサイト、でした。

 

空港現地で案内の指標としても

ピクトグラムが採用されていますよね。

あと案内に欠かせないのは電光掲示板や

デジタルサイネージといったもの。

 

空港でよくみる案内板

空港でよくみる案内板

これらをwebサイトでうまく表現して

現地とおなじような感覚で使えるwebサイト

を目指しましょうという提案をしました。

 

提案の基軸としたピクトグラムは

言語関係なく認識できる、と言う点がすばらしいですよね。

 

もちろんピクトグラム単体ではわからない

ものはありますが、おおよそどういうものかは予想できます。

 

先の写真のように実際には「到着」という

文字情報とピクトグラムがセットになっていて

成立していますが、まず目にはいってくるのは

ピクトグラムであり、これをwebサイトでも多用

していきましょう、という内容でした。

 

結局そのリニューアルの話自体が流れてしまったので

実現せずでしたが、なかなかよい提案だったと

思っています。

 

ちなみに当時は2012年くらいだったと思うのですが、

空港のwebサイトで秀逸だったのが

中部国際空港 セントレアの PCサイトでした。

いまもデザインは変わってないみたいですね。

 

中部国際空港 セントレアの PCサイト

中部国際空港 セントレアの PCサイト

 

ピクトグラムと案内板のようなUIデザインで、

ファーストビュー、いち画面で知りたい情報への

導線をほぼ網羅しています。

 

掲示板やデジタルサイネージを意識したデザイン

掲示板やデジタルサイネージを意識したデザイン

 

スライドにもなっていて、スライドすると

掲示板やデジタルサイネージのようなUIにも

なっています。

 

おそらくこの中部国際空港のwebサイトが空

港webサイトのデザインの先駆けのようになっていて、

似たようなデザインの空港サイトも後発ででてきました。

(当時は中部国際空港のようなUIのデザイナはほとんど

ありませんした)

 

羽田空港

羽田空港

 

岡山桃太郎空港

岡山桃太郎空港

 

北海道千歳空港

北海道千歳空港

 

ピクトグラムといえば、

道路の標識もそうですよね。

パッと見、意味がわからない標識もありますが、

ピクトグラムは言語が違っても認識できるので

空港や交通機関など利用者が国内の人間に限らない

webサイトでは非常に有用な視覚情報になります。

 

ここで悪いピクトグラムの例。

デザインの敗北、なんて表現でバズっている

看板やピクトグラムもありますが、

パッと見で判断できないものはまさにデザインの

敗北ですね。