とあるweb屋の仕事術

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10年以上現役のweb製作屋さん。web製作雑務全部やる。

【事例紹介】サーバ移転が必要なwebサイトのリニューアルで過去の公開側コンテンツ、データをどうするか

【事例紹介】サーバ移転が必要なwebサイトのリニューアルで過去の公開側コンテンツ、データをどうするか

webサイトのリニューアル案件で

制作会社を変えたりシステムを変更したり、

サーバを移行する際に結構大変になるのが

これまでのデータをどうするか、という問題。

記事データや会員データ、商品データなどなど

運営年数が長ければそのデータは膨大になります。

 

新サーバへ移行しリニューアルするのはいいけど

これまでのデータがどうなるのか、

データもまるっと移行するにはどうすればいいか

という問題が必ずでてきます。

 

今回は記事データや公開画面のデータをどうするか

実際に僕の勤める会社でやった事例を紹介します。

受託の案件では、制作会社を変えるということは

ままあります。その場合サーバの移転が必要になります。

 

記事や公開画面のデータはサーバ移転後、

過去記事全部がみれなくなるというのは

流入経路が少なくなり、SEOとしてもあまり

よろしくないので、残しておくべきです。

 

過去データを以前の制作会社にすべてもらえる

のであれば楽ではありますが、動的サイトの

場合、サーバのデータをもらったところで

動的に出力される前のファイルになるので

あまり役に立ちません。

データベースの構造も新サイトでは違うわけです。

 

弊社では、

公開画面や過去記事データは、Wgetして

全部ローカルに持ってきてサーバに静的に

アップしておく、ということをしています。

 

WgetとはLinuxを始めとするUNIX系OSで

利用されているファイル取得用コマンドです。

 

コマンド叩いて指定のサイトのページを

静的に全部取得しちゃおうってわけです。

 

具体的な方法は以下の参考サイトをごらんください。

qiita.com

whiskers.nukos.kitchen

matoken.org

www.atmarkit.co.jp

www.atmarkit.co.jp

このWgetで、取得したデータを

新サイトのサーバにまるっとあげます。

URLは変えずに済むならそのままアップ。

アーカイブデータとしてディレクトリを

変更する場合は、たとえば

/archive/ というディレクトリの中に

全部アップします。

この場合旧URLからのリダイレクトを忘れずに。

 

旧URLが「https://www.toaru.jp/hoge/」だった場合、

新URLを「https://www.toaru.jp/archive/hoge」になるので

リダイレクトをする必要があります。

Googleの検索結果にあるのは旧URLなので

NotFoundにならないようにリダイレクトは必須です。

 

さて、実際の公開画面では旧ページにどう誘導

するか、旧ページへの導線はどうするかというと、

新サイト側で記事の一覧などのページで

「リニューアル以前のアーカイブはこちら」の

ようにリンクを置いておきます。

 

これで /archive/ ページへ誘導するだけです。

 /archive/以下は旧デザインのままなので、

デザインは古いですが、ユーザは気にしません。

過去データがみれれば問題なし。

 

注意しないといけないのは、相対パスなどで

記述されたリンクがデッドリンクになっていないか

などディレクトリを変えたことで影響がないかは

確認しておく必要があります。

 

まとめ

  • 旧サイトの公開画面のデータはWgetで取得
  • 取得したHTMLをまるっと移転先のサーバにアップ
  • 旧URLと新URLでリダイレクトが必要であればやる
  • 取得した静的HTMLのなかで相対パスでデッドリンクにならないか注意する
  • 旧ページへの導線は新サイトから「アーカイブはこちら」でリンク設置するだけ

です。

 

webサイトのリニュアールでサーバ移転が必要な時、

公開画面のデータをどうするかのTips、事例紹介でした。